ミスリストからチェックリストまで~Notion

Notion

前回、Notionに続き、今回は自分でサクッと簡単にミスリストを作成したら意外と使い勝手が良く、ミスリストからチェックリストまで効率良くまとめる事ができた~という記事になります。

まずはミスリストをつくる

設計製図の試験勉強をすると必ず課題に対してエスキス、要点記述、作図の3点セットを行うと思いますが、通っている資格学校の講師に添削してもらうと思います。それを毎回課題ごとに何についてチェックされていたかをまとめていきます。

長期講座も始まり、2~3課題分の添削図面が溜まってきている頃かと思うので、今からやり始めるとちょうど良いと思います。私自身、実際4月頃からミスリストを作成していて、色々自分のクセや苦手な部分を知るところから始めていきました。

↓↓↓課題ごとにToggle listを作成していきます。

私は順番に課題番号、タイトル、ランクを入れて振り返りやすいよう心掛けて作っていました。Toggle listにしておくと見たいときに開くことができるので、課題ごとにスッキリまとめることができました。

↓↓↓Toggle listを開くとこんな感じ

添削でチェックされた項目をTo-do list書いていきます。なるべくシンプルに箇条書きにしておくとわかりやすくて良いです。最初の頃はミスも多く、たくさんチェックされるので結構大変な作業になるのですが、同じミスを繰り返さない為にリスト化します。

写真も添付できるので添削図面や要点記述も一緒に入れておくことで、効率良く振り返る事ができます。(A2の作図用紙をわざわざ引っ張り出してくるのは手間ですよね。。。)

私は設計製図試験の勉強は机に向かえない時間にどうやって勉強するかが課題だったので、Notionを活用してスマホやタブレットでサクッと復習できるようにしておきました。

自分のクセを知ろう

ある程度ミスリストが集まってくると自分が同じような指摘を受けていることに気が付きます。例えば私の場合は伏図がわかっていなかったので、序盤は構造の不整合を起こすことが多かったです。。。勾配屋根やスラブ下げ、柱の実長、地下の二重壁等、次々にわからない要素が出てくる為、覚えるのに毎回苦労していました。。。

  • そもそも知らなくて何をどうしたらよいかわからなかった。
  • 知ったつもりだったが、理解が甘く結果ミスしてしまった。
  • 間違えて覚えていて、ミスしてしまった。

間違いやミスには色々なパターンがあると思いますが、ひとつひとつ理解して覚えていかなければいけません。毎週毎週課題が出ると思うので、課題ごとに覚えるべき事を整理していく事が重要です。課題の出来は正直どうでもよいです。。。ランクⅣとっても気にしないで大丈夫です。

本試験まで道のりは長いですが長期の時期から積み重ねていけば必ずできるようになります。地道にコツコツ続ける事が重要です。

マイチェックリスト

ミスリストをまとめるのが慣れてきた私は、マイチェックリストを別で作ってみました。

↓↓↓こんな感じです。

ある程度情報が集まってきた段階でグルーピングするとわかりやすく利用しやすいです。

↓↓↓例えば勾配屋根や外構まわりのようにまとめておくとチェックしやすくなります。

ここでもToggle listとTo-do listを使うと便利です。

これをゴールデンウイークあたりまでにまとめていき、毎週自分の書いた図面に対して自分でチェックしていく事で、同じ間違いやミスを繰り返さないようになっていきます。

またこのチェックリストは交換添削をするときにも有効です。一定の基準で常にチェックできるので繰り返し行うことで、ヌケモレの少ない作図及びチェックができるようになってきます。

マイルール

チェックが一定のレベルでできるようになると、今度はそもそも間違えないようにする為に自分のルールを決めていきましょう。チェックするのも大事ですが、最初から間違えないよう工夫することも重要です。

↓↓↓それがこちらです。

ミスリストから派生して最終的には試験前にはマイルールができていました。人間不思議なものでどうしても何度もミスしてしまうのです。。。そこでマイルールをつくり自分の中で手順や手法を明確にしておくことで、ミスを極力発生しにくくする努力をしていました。

↓↓↓例えば作図でミスを防ぐためのマイルールを少し公開

例えば、R5図書館の課題だと、私はブックポストやBDSを書く習慣が定着していなかったので、交換添削のときによく指摘されていました。。。何か忘れないようにするには・・・と考えて風除室を書くときにブックポスト、BDSを関連付けてひとまとめに書くことで、書忘れを防ぐようにしていました。

ちなみに“読み取り”や“マーカー”のマイルールに関しては「R5 設計製図試験 思い出してみた」の記事で書いているので、まだ見ていない人は是非読んでみてください。

R5 設計製図試験 思い出してみた

kanoshin.net/kenchikushi-1/r5-drafting/

まとめ

  • 添削図面から自分のクセや苦手な部分を明確にする
  • ミスや間違いから自分の図面の何をチェックするかを明確にする
  • チェック内容からミスや間違いを減らせるような手順や手法を検討する

急にはできるようにならない為、地道にコツコツ自分の苦手な部分と向き合う計画とする。

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