要点記述も書いてたのでコッソリ載せておきます。
答案用紙がいただきものなので誤字あります。。。
(1)施設の機能構成、配置・動線計画等について次の①~④の観点から配慮したこと
①この建築物が学生にとって建築を学ぶうえで、参考となるような工夫(建築物の教材化)
これは何を書くか困った人が多そう。。。私もとりあえずパスして次の問いにスキップしました。(これはペンを止めないために有効な手段です。)
大学を見学した際に、天井がスケルトンになっていることを思い出しました。そこで普段隠蔽されがちな天井内配線、配管が見えることによって、建築物の教材化になるというような事を書きました。
また大学は設備更新のしやすさも重要と勉強していたため、補足してわかってますアピールをする計画とした。
②セキュリティへの配慮
これは試験元が結構好きなやつですよね。要求室に事務室があり、更に受付があると書いてあったので、“入退館管理ができる”とか“全体が見渡せる”とかをレイアウトと絡めてまとめれば、きっと大丈夫なやつです。
後は大学なので研究内容の情報漏洩なども重要になってくるので基準階には関係者しか入れないという設定にしました。エスキスの難易度を上げないためにカードキーでのセキュリティとしています。
③学生や教職員の多様性への配慮及びユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインについて書いていれば良さそうだったので、書きやすそうな車椅子の移動について書きました。また、わかりやすく利用しやすいというキーワードも入れておきました。一級建築士の課題でつくるプランは、要求室が整形で廊下が真っ直ぐ通るため、わかりやすく利用しやすいプランになるはず。。。
④学生間の交流や学生と教員の交流の場
交流スペースをどうゆうところに計画したかがポイントで、なるべく人が通る主動線上に交流スペースを配置して、気軽に立ち寄れるように計画すると良さそうです。自分のプランがホールが大きくとれるようなエスキスだったので、コミュニティスペースを設けて交流できるようにしたと書きました。
(2)基礎免震構造の外周部のクリアランスの考え方及び安全性に関して考慮したこと(断面詳細図等を【イメージ図等記入欄】に記入し、考慮したことを図中に示す)
これは免震基礎をしっかり勉強してきたか?という問いでした。。。
免震基礎にした時の注意事項を書ければ問題ないのですが、なかなかそこまで学習できていた人は少ないように思います。
実際に建物が揺れた時に、クリアランスが確保されていて、損傷しないように計画されていることが伝われば良いので、絵を大きめに書いて文字数を少なめにする作戦としました。
(3)講堂の天井等落下防止対策について考慮したこと
天井下地材をボルト吊りとすることで落下防止となるようにします。そして斜め材を配置して揺れた時の損傷防止となるようにします。東日本大震災でかなり天井が落下していたので、同じことを繰り返さないようにするための対策でした。
もっと細かく重量や壁との納まりについても書いてもよいのですが、思い出す時間や間違いを書いてしまうリスクを考えてこれくらいにしました。。
(4)学生・教職員の帰宅困難者の一時滞在に必要な給排水衛生設備、その他計画について配慮したこと
今回は給水設備が受水槽方式の指定だったので、試験元のやさしさを感じました。。。受水槽に緊急遮断弁のタイプね。ただ排水設備は貯留槽を書きたかったけど計画できなかったので、あえてそのことは触れず。。。行が余ってしまうので防災備蓄倉庫にも水を確保したとか苦し紛れに書いてます。
(5)講堂に採用した空調方式と、採用した理由及び配慮したこと
空調方式は多いな部屋が各階多めだったので、単一ダクト方式で計画しました。エレベーター横にDSを組み合わせるとスパンにちょうど納まったのでラッキーでした。空調機械室は1階が第一希望でしたが、1階はパンパンでしたので余裕のある2階へ移動しました。
後は、講堂と言えばお約束の吹出し口と吸込み口を書いてわかってますアピールができればOKなんじゃないでしょうか。
(6)屋上等に設置する次の①~④の設備の配置と、その配置とした理由など計画において考慮したこと(①~④の配置が分かる平面図やイラスト等を全て【イメージ図等記入欄】に記入し、考慮したことを図中に示す。なお(1)~(5)に記述した内容やその他工夫した点を合わせて記入してもよい。)
- 太陽光パネル
- キュービクル
- 設備配管取出し口(はと小屋)
- 空調室外機等
これはR5図書館を受けている人にとっては見覚えのある問題なんじゃないでしょうか。斜線と屋上設備の関係について、ちゃんと理解できていれば大丈夫だと思います。斜線がパラペットの高さで検討しているのに、屋上設備がモリモリ書いてあったら、それはまずいですよね。。。
また屋上設備から各階へどのように配線や配管がつながっているか、これを書くとどれくらい理解しているかがわかってしまいます。。。チラーユニットはDS近くのハト小屋から接続できるように、キュービクルはEPSのある塔屋近くのハト小屋から接続できるようにしています。